倒産の原因とシナリオ

メルマガ「倒産社長が伝える経営再建の秘策」より

発行元:オフィスビジネスレポート

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< 企業倒産の原因とシナリオ >
 どの社長も自分の会社が倒産するとは、思っていません。
  もちろん私もそうでした。

  しかし、いくら努力をしていてもその仕方のよっては、
  思わぬ展開になりがちなのが、経営の実態です。

  「井の中のかわず」「木見て、森見ず」など
  世の中の流れ、特に業界の流れなどに常にアンテナを
  はって事業を継続していなければ、気がついた時には、
  もう手遅れ状態か、まんねん赤字で日々苦しい経営状態が
  続き、気力も失いただ日々同じ事の繰り返し状態に、
  落ちていく事が多いように思います。

  倒産の原因は大きく分けて2つに分かれる。
  1、外部要因が原因で悪化していく場合
    
   △ 競合出現
   △ 主要取引先の倒産、契約解除など
   △ 不正などによる被害

  2、内部要因が原因で悪化していく場合

   △ 赤字生産及び赤字受注
   △ 在庫超過
   △ 拡大路線失敗(過剰設備)
   △ 事業の多角化

  以上が、倒産へのシナリオの原因です。
  この中で最も怖いのが、外部要因です。
  そして多くの倒産は上記の事が併発して悪化のスピードが
  早くなりどんどん苦しくなっていきます。

  私の場合は、事業の多角化の途中に急な競合出現により
  業績が悪化し、そして在庫超過状態へと進み思い切った
  改善策がすべて失敗し、最後はメイン銀行に引き金を
  引かれ倒産となりました。

  怖いのは、人間の病と同じで原因が併発していく事です。
  そして、悪化していくスピードがどんどん速くなって
  いくことも倒産へのシナリオの大きな要素です。

  一度いろんなシナリオを、自社にあてはめてリスクヘッジを
  今から考えて見る事も社長の大事な仕事です。

         「後悔先に立たず!」

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  < 資金の流れとメカニズム >
  このテーマは非常に奥が深く、また複雑です。
  そして、大きな「落とし穴」にはまりやすい。

  いや、落とし穴と言うよりも錯覚と言う方が、
  適切かもしれません。

  起業を心出して社長になった人達の多くは、
  「人、物、夢、ロマン」などの思いが大変強くて、
  先を読む力が強すぎて、足元の事をおろそかにしがちです。

  商売の大事な要素は、「人、物、金、情報」と言われますが、
  多くの社長は、「人、物、情報」には人より優れているが、
  金(資金)については、成り行きに任せている場合が、
  多いように思います。

  あなたは、どうですか?

  企業経営の血液が資金です。
  常に、スムーズに血液が作られ、流れる事が大前提です。

  資金の流れのメカニズムは、本来は実に単純な流れです。

  しかし、商売は常に変化する物で、日々浮き沈みがあります。

  先を読む力の中で、資金に関しても先を常に読み、
  対処できる準備を万全にしていれば問題が無いのですが、
  
  社長という動物は、技術、アイデア、夢、ロマンから
  スタートしていますから、資金調達に関しては事後処理的
  な場合が多いように思われます。

  この事が、命とりになりやすいのです。
  そしてこの事が、後に大きな落とし穴にはまる原因に
  なりがちです。

  売り上げが伸びているから、大丈夫・・・
  黒字だから、儲かっているから、大丈夫・・・
  担保力があるから、大丈夫・・・

  たしかに、大丈夫なんでしょうが?
  しかし、事業経営はそんな単純ではありません。

  常に先を読む力のバロメーターを、金額ベースで計算する。
 
  常に金、資金をベースにロマンを語っている社長は、
  間違いが無いが、耳あたりの良い話ばかりで金が、
  見えてこない社長はいずれ大きな失敗をします。

  あなたは、どうですか?