粉飾決算というワナ

メルマガ「倒産社長が伝える経営再建の秘策」より

発行:オフィフビジネスレポート


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<粉飾決算というワナ! >
 天下のカネボウが、粉飾決算が原因で上場廃止が決定。

 あの天下のカネボウでも、意思の弱い経営陣たちが
 粉飾決算のワナにはまっている。
 結局業績が悪い事を隠す、いや隠してその場をしのぎ、
 
 業績を回復すれば、すべて元に戻せると信じてしまう。

 倒産社長からはっきり言える事は、粉飾というウソを
 ついて業績が回復することは絶対にありえません。
  
 逆にどんどん深みにはまって行く事になります。

 
 逆に業績が悪くなった時は、それはそれなりに
 決算書には正直に表す事が非常に大事な事です。

 悪い決算の数字が出るような年度は、
 逆に思い切ってすべてのウミを出し切って
 決算書を作るぐらいの勇気が必要だと思います。

 この「包み隠さず現実を発表する」という事が
 なかなか出来ません。

 小さなウソがいずれおおきな隠し事になって
 あなたを必ず苦しめます。

 粉飾決算というワナにはまってはいけません。
 粉飾決算で得する事は、一つもありません。

 正直にありのままを見る、そして発表する。

 この事が出来るか出来ないかが、
 経営者の力量ではないでしょうか。

 ただ粉飾らしき事や、粉飾に近い事は多かれ少なかれどこでも
 行っています。

 ただ、かしこい粉飾はあなたの会社を救いますが、絶対に気をつけなければ
 いけない、またやってはいけない命取りになる粉飾もあります。

 ここ5年程前に出た特別融資(信用保証協会の特別保証つき融資)の
 時ですが、あの当時は日本中の中小企業が大変な時期で
 みんなが資金繰りに苦労していた時期でした。

 そんな時に緊急融資の形で出た特別融資でしたから、
 我も々と融資を申し込みました。

 もちろん私も真っ先に申し込み5000万の満額融資を受けました。

 この融資はバラマキ的な特別融資でしたから、たとえ債務超過でも
 何らかの事情、たとえばこの融資を受けて再建が可能という事が
 分かる事業計画書をつければほとんどOKでした。

 しかし、ここで情報を又日頃から知識武装していない社長さんたちは
 意地でも融資を受けたいがために、決算書を急きょ粉飾して見た目を
 良くし、申し込みをした人も非常に多かったはずです。

 このような粉飾こそ、絶対にしてはいけない粉飾なんです。

 なぜなら、無理な数字を作って申し込んだ先は保証協会です。

 今後お世話になる事が非常に多い政府系金融機関です。

 そこでその申し込みに書いた数字がすべて今後生きてきます。

 しいては、取引銀行にもその数字が回りますから非常につじつまが
 合わなくなり、どんどん粉飾を大きくしていきいずれ必ず発覚します。

 そうなれば、完璧に融資が受けられませんし、場合によっては銀行が
 手の平を返した事を言って、融資の回収に動く事も充分に考えられます。
 
 かしこい粉飾と絶対にしてはいけない粉飾を明確に理解しましょう。
 

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 <最後にたよれるのは自分の信用だけです>
 だれも自分が倒産すると思って会社を経営している人は
 いません。

 だれも自分が明日交通事故に遭うと思って道を歩いている人は
 いません。

 だれも自分がガンになると思って生きている人はいません。

 しかし現実には、倒産したり、交通事故で無くなったり、
 また、ガンで命を落とす等が毎日どこかで発生しています。

 予期せぬ事を防ぐ事は出来ないかもしれませんが、
 もしかの時のために出来ることは、たくさんあります。

 自分だけは、大丈夫という考えは捨てて、
 自分にもいつ何が起こるか分からないという考えを
 肝に銘じて日頃から自分の信用を大切にしてください。

 結局どういう状況になっても、
 
 最後は、「自分の力」「信用」だけに頼るしかありま